佐藤・小野・三宅ダンススクール公式ブログ

北海道札幌市の社交ダンス教室【佐藤・小野・三宅ダンススクール】のブログです!

社交ダンスをちょっと上手に踊る100のこと その71

社交ダンスをちょっと上手に踊る100のこと
メールマガジンで配信している、三宅建史の連載エッセイ
『社交ダンスをちょっと上手に踊る100のこと』
略して
『シャコ100』

の過去に配信した記事をのせていきます。

ためになる話やそうでない話を思いつくままにかいています。

最新の記事はメールマガジンでどうぞ♪
(メルマガ登録は記事の一番下から)


その71【ホールド】なぜ少し左にずれて組むのかな?

社交ダンスを習うと最初の方に組方を習いますね。

イメージ 1


通常はお互いの正面から少し左にずれた位置で近づき、手を取ります。

いろんな考え方がありますが、僕の場合は自分の右足が相手の両足の間に位置する場所に立ちます。

これは両足を閉じているか、肩幅程度に狭く開いている状態で考えています。

そうすると足がぶつからずに踊っていくことができます。

ではなぜずれているのか?

今まで聞いたものでは…

1)むかし貴族の人は左に剣をさしていたので、その反対に女性を置いたから。

2)右利きの男性が多いので、右でリードするために右腕の中に女性を置いたから。

3)女性の中にも危ない人(命を狙ってくるという意味で)がいたので、自分の急所(心臓)から遠い方に女性を置いたから。

などなど…本当かどうかはわかりませんが。

ただ僕が今までいろんな人に習って感じるのは、外国人の先生はあまりずれて立つと言わないということです。

もちろん、これは僕の感じ方なのかもしれませんがそう思います。

もともと外国人(ここでは西洋の人という意味で)は握手やハグの文化があります。

握手は右手同士でしますよね。

ハグもいろんなパターンがありますが、右のほっぺだけをつけるのと左右のほっぺをつけるパターンなどがあります。

このどちらをするときも少し体は、ずれていいないとできません。

特にハグは顔がぶつからないようにしないと流血沙汰に!?

なのでたぶんお互いに正面に立っても少しずれているのが西洋の人なんだと思います。

それに対して私たち日本人は正面に立ってお辞儀をしますね。

この時1対1なら相手の中心と自分の中心はピッタリとあっていると思います。

10センチくらい横にずれてる人がいたら『なんだコイツ…?』って思いますよね。

なので欧米の方と私たちには『文化的に向かい合って立つ』の意味が違うのでしょう。

そこをちょっと気をつければ踊るときも楽になると思いますよ♪

さあ今日からレッツ・ハグ!?

〜まとめ〜『正面に立つ≠向かい合って立つ=ハグ』

『佐藤伴幸ダンススクール メールマガジン
登録、購読は無料です。フリーダンス等の予定やお得情報を発信します!
イメージ 2