最近はリフトの練習で筋肉痛の三宅建史です。
私達がロンドン留学から帰ってきて早くも1ヶ月が経ちました。
今年もたくさんの事を習い、いまは練習の毎日です。
また今回初めて『セグエ選手権』に出場する事になりました。
通常の5種目戦と違い、離れている時の動きや音楽の表現も大切です。
レッスンでは音楽に対する新しい考えや表現方法に触れて、驚きと感動の毎日です。
さて、今回は初めて(?)ダンスの事で書いてみたいと思います。
先日新しいカタログが教室に来ました。
それがこちら
とてもきれいな形ですね。
スタンダード種目では”ホールド"が綺麗な事はとても大事です。
普段は横から見た映像が多いなか、これは上からの写真でとても勉強になるショットです。
普段踊る時はもちろんですが、競技会においてホールドの形は最も重要な要素の一つです。
今日は綺麗なホールドを作る方法について書いていこうと思います。
綺麗なホールドを作るために私達が気を付けているポイントは3つです。
~1.ひじの位置~
多くの人はホールドを大きく作ろうとしてひじを自分の真横においてしまいます。
これでは横幅は大きくなりますが薄いホールドになります。
お互いにボディが入るスペースがなくなるのできつく動きづらくなります。
写真を見るとひじは胸の位置にありますね。
腕は背中から生えているのでひじは胸の少し前にある状態が良いでしょう。
~2.鎖骨の向き~
鎖骨はあご下、胸の上にある骨です。
写真はPPに近い形ですが男女の鎖骨はほぼ平行になっています。
『PPはV字!!』という意識があると思います。
しかし鎖骨は常に平行になっていることで肩のラインがきれいに出ます。
~3.頭の位置~
頭の位置は男女で違います。
女性はホールドを作っている円の少し外側に頭を置きます。
これにより大きく広がったシェイプをみせ、大きいラインを作る事が出来ます。
男性はホールドの円の上に頭が位置します。
首は真っ直ぐに伸び男性らしい強いラインを作る事が出来ます。
競技会ではこの3つのポイントを押さえるだけでグッとキレイに踊る事が出来ます。
もちろん、競技でない時も美しくナチュラルに踊る為には大切なポイントです。
興味のある方はお試しください。
なおこのカタログはタカダンスさんのものです。
ご覧になりたい方はタカダンス栗林製靴店へ足を運んでみたら良いと思います。