佐藤・小野・三宅ダンススクール公式ブログ

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《緊張しないために》僕は緊張しないようにとは思わない 【そもそも緊張とはどう言うことかを考える】

こんにちは!

 

Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。


Unsplash
Pedro Forester Da Silvaが撮影した写真

 

大会や受験など大きな場面から

サークルでシャドウする時までいろんな場面で緊張することがあります。

 

緊張しないでリラックスとか言うこともあります。

 

今日は僕が考える「緊張」につていお話しします。

 

「緊張」は2種類ある


Unsplash
Priscilla Du Preezが撮影した写真

 

まず緊張すると言っても実際はどう言うことでしょうか。

 

緊張とは固く張り詰めるような感じのことです。

 

人間においての緊張は

 

・身体の緊張

 

・精神の緊張

 

があると思います。

 

この2つは関係性はありますが、

現象としては別のことです。

 

ここを間違えると緊張がほぐれず

かえってうまくいかないことがあります。

 

ひとつずつ見ていきます。

 

(1)身体の緊張


Unsplash
Ben Whiteが撮影した写真

 

身体における緊張は次の2種類があります。

 

A.筋肉の緊張

B.心臓のドキドキ

 

A.筋肉の緊張

筋肉が緊張しているのは体が冷えているか

まだ運動する状態にないことを示しています。

 

筋肉の緊張があるまま運動(スポーツに限らない)をすると

思い通りに身体が動かないためパフォーマスが下がったり

怪我をする原因にもなります。

 

かといって動作をするためには

筋肉に力を入れなければいけません。

 

なのでただ力を抜いてもダメだと思います。

 

まず本番までにウォーミングアップをして

体の筋肉を温め動かすことが大事です。

 

スポートの場合はもちろんですが、

ピアノの発表や受験でもそれなりに体を動かすと思います。

 

また脳みそを使うのも体を使う動作の一部と考えられるので

受験などのときは簡単な問題を解いて

脳みそもウォーミングアップする必要があると思います。

 

スポーツする場合はまず軽く走ることで

全身の血流が増し、緊張がほぐれてくると思います。

 

 

B.心臓のドキドキ

本番前に心臓がドキドキしてくることがあります。

 

これも緊張と捉えられがちですが、

僕ん考えは少し違います。

 

もちろん緊張するような場面で起こることですが、

これは体が自然に緊張をほぐそうとしてるのだと思います。

 

心臓がドキドキすると言うことは

血流が良くなっていると言うことです。

 

つまり酸素や栄養が全身に巡っていくことで

戦闘態勢に入っていると言うことです。

 

あらかじめ酸素や栄養を筋肉にたくさん回すことで

これからの動作をスムーズにしようとしているのです。

 

なのでドキドキしてきたからそれを抑えようとするのは

むしろ逆効果と考えます。

 

もし何かの本番前にドキドキどてきたら

「よしよし…全身に栄養が回ってきたぞ!」

と思うようにしましょう。

 

そうすれば悪い影響は出ないと思います。

 

(2)精神の緊張


Unsplash
arash payamが撮影した写真

 

精神、つまり気持ちが緊張することについてお話しします。

 

まずみなさんに少し考えてほしいことがあります。

 

「緊張することって悪いことですか?」

 

どうでしょう。

 

「緊張=悪」という認識が多いと思いますが、

そもそも精神が緊張すること自体は悪いことではありません。

 

というかむしろ必要なことだと思います。

 

緊張が悪いことと思っていると

緊張するべき場面で落ち着けようとしてしまいます。

 

そのため緊張感がなくなり、失敗すると思います。

 

まず本番に緊張すること自体が

悪いことではなくいいことなんだと認識しましょう。

 

しかし精神の緊張が高くなり過ぎると

それはパフォーマンスに影響します。

 

本番でむやみに緊張しないためには

次のようなことが大切だと思います。

 

(1)万全の準備をする

大会や受験に向けて

しっかりと準備、練習をすることです。

 

悪い緊張は練習不足からくるものが多いです。

 

本番の前に急に新しいことをやろうとしたり

当日になって気になることがたくさんあっては

集中できません。

 

本番の前に自分の納得ができるくらい練習することが

まずは一番大事だと思います。

 

(2)できることを100%する

そうは言ってもいくら準備しても完璧にはなりません。

 

このときに自分のできることとできないことを

しっかりと認識しましょう。

 

よくある間違いはできないことをやろうとして

できることもできなくなる状態です。

 

これは一番勿体無いです。

 

この状態に陥ると焦りが出るので

さらに精神が緊張して体の緊張を生み求める結果から

ほど遠いことになります。

 

できないことはできないと諦めて

できることに集中しましょう。

 

自分が普段できることを100%本番でもできることが

とても大事だと思います。

 

本番でひとつでもできれば自信がつくので

だんだん精神の緊張はすくなくなりちょうどいい緊張感の中で

パフォーマンスすることができると思います。

 

(3)練習と同じことをする

最後はこれです。

 

悪い緊張をする人は

練習と本番で違うことをします。

 

練習とは本番でやることを事前に行うことなので

練習と違うことを本番でやっていては意味がありません。

 

これは本番前になると物事がうまくいかない人も

同様に症状を起こしています。

 

本番で自分がどうしたいのかを考えて練習することで

本番でも練習通りに近い動作ができます。

 

英語の試験を受けるのに数学の勉強をする人はいません。

 

しかし数学の勉強をしてきたのに

本番でいきなり英語の知識を活用しようとする人は多いです。

 

あなたはどうですか?

 

 

緊張することはいいこと


Unsplash
Jackson Blackhurstが撮影した写真

 

大事なことは緊張することは

いいことなんだと言う部分です。

 

緊張が悪いことと思っていると

いつまでも負のループにはまり抜け出すことはできません。

 

緊張するかしないかではなく

実力が発揮できるかどうか、そこが大事な部分だと思います。

 

〜まとめ〜『とはいえやっぱり緊張すると焦るのが人間』