佐藤・小野・三宅ダンススクール公式ブログ

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社交ダンスをちょっと上手に踊る100のこと その49

社交ダンスをちょっと上手に踊る100のこと
メールマガジンで配信している、三宅建史の連載エッセイ
『社交ダンスをちょっと上手に踊る100のこと』
略して
『シャコ100』

の過去に配信した記事をのせていきます。

ためになる話やそうでない話を思いつくままにかいています。

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その49【スタンダード】綺麗なダンスをするためのコツは?

皆さんダンスのレッスンを受けていると思います。

さて質問です。

ダンスは簡単ですか?難しいですか?
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『簡単ですよ〜』という方もいるかもしれませんが、多くの方はこう言います。


『難しいですねー』



僕もよくそう思います。

でもいろんな人に習ってきてわかったことは…



踊る事は簡単ではないが『簡単に考える』ことは大切



ということです。

確かに素晴らしいコーチャーたちも簡単に上達したわけではないと思います。

でも最終的に『簡単な考え』に到達したからこそ素晴らしい踊りを楽しみながらできるのだと思います。

今日は僕が習ってきた中で出会った『簡単な考え』をいくつかご紹介します。


1)3つの“S(エス)” by佐藤 伴幸先生
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いわずとしれた、わが社の社長と真の(?)社長


スタンダードを踊る時に大切な事は3つの“S”です。

Style Speed Strong


Style(スタイル)
姿勢やホールドの形が綺麗で美しい事、またカップルとしての組み方が綺麗な事です。

パッと見た時に美しく見えなければいけません。


Speed (スピード)
動きにスピード感がありキレがある事です。

ゆっくりなダンスにもスピードがないとモタモタ見えてよくないですね。


Strong(ストロング)
これは強さという意味です。

ただ力を入れているだけではなく、エネルギーがいつも満ち溢れているようなダンスが魅力的です。

競技やデモでとても重要な言葉ですね。




2)『成功は約束されている』by篠田 忠先生
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これはレッスンの時にあるフィガーの踊り方を習った時です。

先生「(見本を示しながら)…ってやるんだよ。」

僕「こうなると、どうしてうまく行くんですか?」

先生「どうしてではなくて、そうすれば成功は約束されているからだよ!」

僕「?」

今思えば、まずやってみようという事だったんですね。

(わかりやすく言えば『いいからやれ!』ですね~)

ダンスは体で行うものなので、やはり動きながら習うのが一番ですね。

考えると難しくてもやってみると意外とできる事は多いのです。

まさに『案ずるより産むが易し』でした。



3)『みなさんちょっとずつ違います。』 byリチャード グリーブ先生
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これを言ったのはロンドンにいるイギリス人の先生です。

同じフィガーでも違うやり方で教えられたりすると悩みますよね?

そんなタイミングで与えられた言葉です。

まず習う時の立場でも自分と他のカップルは違います。

身長や体格、ダンスの技術レベルや国籍、文化などいろいろあります。

同じ人はいませんね。

そうすると同じことを行うにしてもみんないいやり方は違うということなんですね。

またコーチャーによっていうことが違うのもまた別の人間だからということです。

同じものを見ても感じる事は人によって違います。

そこをその人なりに一生懸命教えてくれた結果なので、自分に合ったやり方を選んでいけばいいという事です。

『十人十色』ってことですね!

何か参考になれば幸いです。


〜まとめ〜『簡単には踊れないかもしれないが、簡単に考える事は大事』