佐藤・小野・三宅ダンススクール公式ブログ

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社交ダンスをちょっと上手に踊る100のこと その38

社交ダンスをちょっと上手に踊る100のこと
メールマガジンで配信している、三宅建史の連載エッセイ
『社交ダンスをちょっと上手に踊る100のこと』
略して
『シャコ100』

の過去に配信した記事をのせていきます。

ためになる話やそうでない話を思いつくままにかいています。

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その38【基本のテクニック】"アシ"を使う

みなさん、スタンダードでもラテンでも必ずコーチャーから言われた事があると思います。


『"アシ"使ってないな〜』

『もっと"アシ"使って踊って!』


この"アシ"という言葉が曲者ですね〜。


イメージ 1

今回は"アシ"の使い方です。

日本語で"アシ"といえば『足』と「脚』がありますね。

これは違う部分なので、ダンスではしっかり区別します。


足=Foot(フット) くるぶしから下くらいの部分。シューズを履いているところのイメージ。


脚=Leg(レッグ) 脚の付け根からくるぶしの上まで。主にズボンのイメージ。


ダンスの先生も含めて混同している事が多いと思うので、注意して下さい。

今回はスタンダードにおける『脚(アシ)』の使い方です。

スタンダードで注意されるのは送りアシについてが多いと思います。

これは前進後退、また横などに移動するときに床を押すアシですね。

『床を押して進んで下さい。』とお願いすると膝を曲げてしまう方が多いように感じます。

もちろんそれは正しい動作ですが、膝を曲げるのは『床を押す"準備"』です。

それだけでは体は進んでくれません。

膝を曲げた後に伸ばす事で床を押し、押した方向の反対に体が進んで来ますよ。



わかりずらい方は手と腕で考えましょう。

壁を押して後退しましょうといえば、まずは肘を曲げて"準備"しますね。

その後ひじを伸ばす時に壁を押して後ろに下がると思います。

これが送っていると呼ばれる状態ですよ。

普段踊っている時にうまく進めない人は膝の動きをチェックしてみてはいかがでしょうか?


〜まとめ〜『足と脚の違いに注意。送るときは膝を伸ばす。』