佐藤・小野・三宅ダンススクール公式ブログ

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社交ダンスをちょっと上手に踊る100のこと その46

社交ダンスをちょっと上手に踊る100のこと
メールマガジンで配信している、三宅建史の連載エッセイ
『社交ダンスをちょっと上手に踊る100のこと』
略して
『シャコ100』

の過去に配信した記事をのせていきます。

ためになる話やそうでない話を思いつくままにかいています。

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その46【ダンス用語】スウェーとは何か?

スウェーというのは一般的にスタンダードのスイングダンスで使われる言葉ですね。

スイングダンスというのはタンゴを除く4種目です。



スウェー(Sway)とはどういう意味でしょうか?



英和辞典では『前後、又は左右に揺れる。体を揺する。傾く。』などと説明されています。

ダンスにおいては『回転する時に回転の内側に傾く動作』といった感じの説明が多いですね。

現在ではスウェーにもいくつか種類があり、それぞれ意味も違うんですよ。

今回は一番基本的なスウェーについてのお話です。




踊っていく時に一番必要なのが『テクニカルスウェー』です。

これはダンス以外でもよく見かけます。


例えば…

陸上競技やスキー、スケートでカーブを曲がる時の体の傾き
イメージ 1


・オートバイや自転車でカーブする時の傾き
イメージ 2


・ブランコや振り子が揺れた時に起きる傾き
イメージ 3


などです。

これらに共通するのは揺れる人の姿勢は基本的に変わらないということです。

もちろんスキーなどを見ると変わるように見えますが、陸上競技やブランコは同じ姿勢で傾きますね。

これは体全体が傾いているということです。

ダンスもスウェーする時に姿勢は変わりません。

体は回転の内側に少し倒れていくことでバランスが取れますよ。

よくわからない人はフロアの上を小走りして見ましょう。

まっすぐ走るときは体もまっすぐですね。

次に円を描くように回って走りましょう。

滑らないように気をつけて!

そうすると、フロアの中心に向かって少し倒れます。

これがスウェーです。

スウェーは多くても少なくても上手く踊れません。

ょうどいい量を感じて傾くと上手く踊ることができます。

〜まとめ〜『スウェーはたくさんあればいいものではない』