佐藤・小野・三宅ダンススクール公式ブログ

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社交ダンスをちょっと上手に踊る100のこと その27

社交ダンスをちょっと上手に踊る100のこと
メールマガジンで配信している、三宅建史の連載エッセイ
『社交ダンスをちょっと上手に踊る100のこと』
略して
『シャコ100』

の過去に配信した記事をのせていきます。

ためになる話やそうでない話を思いつくままにかいています。

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その27【クイックステップ】バリエーションに挑戦

クイックステップの醍醐味は何と言ってもビューっとフロアを横切って走るアレですね!

名前はいろいろですが、通常以下のステップで構成されてます。


・ステップホップ

・シャッセ

・ラン

・ペッパーポット


です。

最初の3つはPP(プロムナードポジション)のまま踊ります。

ペッパーポットはPPからクローズドポジションに戻るフィガーです。

では最初から見ていきましょう。



・ステップホップ 《カウント》S&

これはステップした後にホップするフィガーです。

女性は左足、男性は右足を1歩出したら軽く上に飛びます。

そして同じ足(女性は左足、男性は右足)で着地します。

ちょうどスキップの様な感じですね。

うまくいかない人はスキップを練習するとうまくいきますよ。



・シャッセ 《カウント》Q&Q

これは通常のシャッセとカウントが違いますね。

別名スカッターシャッセとも言います。

速いシャッセではハーフシャッセといい両足を完全には閉じません。

ちょっと間が開いたまま、素早くシャッセしましょう。

またカウントはQ&Qですが、ちょっと&を後に取ると踊りやすくなります。

Q…&Qみたいな感じですね。


・ラン 《カウント》QQQQ

これは本当に前に走ります。

一般的には4歩が多いですが好きなだけ走ってください。

ただ奇数(1,3,5…127,2573など)では後が合わないです。
必ず偶数歩で踊りましょうね。

ここまでの3つは繰り返すことができます。

最後にベーシックに戻りたいときはペッパーポットを使います。



・ペッパーポット 《カウント》 S&Q&QQQ

まずカウントが少し変則的ですね。

このリズムはよく出てくるので覚えておいてください。

『ターッタ タタ タッタッタ〜』

です。

うまく掴めるまで何回も練習してください。

最初のS&はステップホップしながら女性が回転してクローズドポジションになります。

ホップに踏み切る時に変わる様にしましょう。

ついでシャッセとロックを続けて踊ります。

シャッセは速いタイミングなので足は閉じ切りません。

ロックは普通のタイミングなのでしっかり閉じましょう。

ここで少しスピードを落とし、次のフィガーに入ります。

この続きはナチュラルターンが一番シンプルで踊りやすいと思います。

タイミングさえ覚えれば誰でもできると思います。

ぜひご自分の先生に言って教えてもらいましょう!


〜まとめ〜 『憧れているだけでは踊れない。やってみよう!』