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社交ダンスをちょっと上手に踊る100のこと その62

社交ダンスをちょっと上手に踊る100のこと
メールマガジンで配信している、三宅建史の連載エッセイ
『社交ダンスをちょっと上手に踊る100のこと』
略して
『シャコ100』

の過去に配信した記事をのせていきます。

ためになる話やそうでない話を思いつくままにかいています。

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その62【音楽】ウィンナーワルツの特徴は?

今回はスタンダードの最終回ウィンナーワルツです。

このダンスはたぶんスタンダードの中でいちばん歴史の長いダンスになるでしょう。


特徴としては…

⚫︎3拍子の軽快な音楽で、1分間に55〜60小節くらいの速いテンポで演奏される。

⚫︎一般的にナチュラルターン、リバースターン、チェンジステップ、フレッカール、コントラチェックの5つのベーシックフィガーで踊られる。※

⚫︎ダンスに発祥はオーストリア、ドイツなどのあたりでイギリスではない。


※現在はいくつかのバリエーションフィガーを利用することもあるようです。



ウィンナーワルツはヨーロッパの社交界で舞踏会の時に踊られていた人気のダンスです。

起源はドイツなどで踊られていたレンドラーというダンスです。

(毎度ながら“諸説あります”)

このダンスは3拍子でしたがアクセント(強弱)は強くなく、足踏みを繰り返すような踊りだったと言われています。

この時当時の貴族から新しいダンスを考えてと依頼されたのがヨハン・シュトラウス親子(Ⅰ世、Ⅱ世)でした。

彼らはレンドラーをもとに強弱とゆらぎをつけることで音楽に新しい魅力をたしました。

カウント1に強いアクセントをつけることで踊りやすくなりました。

また強くなった影響で時間は短くなりカウント2が長くなりました。

これがゆらぎです。

これによりカウント1が強く、カウント2が長い、そしてカウント3が弱いというリズムができました。

これに合わせてスイングという概念ができて今のダンスになっていったそうです。

そんなことも感じながらウィンナーワルツを踊って見てはいかがでしょうか?


ヨハン・シュトラウスのワルツはこちら↓


〜まとめ〜『ウィンナーワルツはスイングの基礎』

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