佐藤・小野・三宅ダンススクール公式ブログ

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社交ダンスをちょっと上手に踊る100のこと その60

社交ダンスをちょっと上手に踊る100のこと
メールマガジンで配信している、三宅建史の連載エッセイ
『社交ダンスをちょっと上手に踊る100のこと』
略して
『シャコ100』

の過去に配信した記事をのせていきます。

ためになる話やそうでない話を思いつくままにかいています。

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その60【音楽】スローフォックストロットの特徴は?
スローフォックストロットはゆっくりとしたダンスでダンスタイムでも人気のダンスです。

主な特徴は…



⚫︎4拍子のリズム

⚫︎1分間に25〜30小節くらいのゆっくりした音楽

⚫︎メロディーは滑らかなものが多い。

⚫︎ジャズを起源にしている音楽で踊るのが始まりとも言われている。



スローフォックストロット(以下「スロー」)はキツネとは関係ないというのが一般的です。

どうやら人名に関係あるようですがこれも諸説ありです。


踊りはゆったりとした滑らかなメロディーに合わせて前進、後退で歩いていくことを基本としているようです。

最初は両足は閉じないで、スムーズに歩いて踊っていたらしいです。

今で言えばフェザーステップとスリーステップを交互に何度もやっていたようです。

部屋の角にきた時に無理やり曲がろうとして回り過ぎたのがヒールターンの起源だとか…(リチャード・グリーブ先生談)

そこからリバースウェーブとバックフェザーが生まれてこのダンスの基礎ができたということです。

そのためワルツとなんとなく似ていますが、大きな違いは2つあります。


(1)ワルツは回転のダンス、スローは歩くダンス。

(2)ワルツは足を閉じるのでライズが高い、スローはいつも開いているのでライズは少ない。


ワルツはもともとウィンナーワルツが起源なので回転がメインのダンスです。

2人が入れ替わりながら回転し進むのが一般的です。

スローは滑らかにフロア上を移動することがメインのダンスです。

流れる川のように上下をあまりしないで進むます。

ライズはありますが、少ない量で進み続けますよ。

ワルツのライズを0(低い)〜10(高い)とすれば、スローは0〜7くらいのイメージです。

ワルツが山ならスローは丘。
イメージ 1

小さな丘が遠くまで続いているイメージで踊るといいかもしれませんよ。

〜まとめ〜『なだらかな丘がいくつも続いている富良野のラベンダー畑のようなイメージ』