今回一つ目の投稿
「曲のテーマについて語ろう」
「曲のテーマについて語ろう」
「テーマって何?」ってところから。
「作曲家が思いついちゃったフレーズ」=「テーマ」だと思ってください。
以下、ベートーヴェンの心の声を妄想
「なんか、みんながビックリする曲作りたいなぁ。インパクトがあるのは2拍子だよな。」
「半拍間を開けて曲に入ったらみんなびっくりしちゃうかなぁ?サンハイ ん ジャーン♪みたいな感じ。」
「半拍間を開けて曲に入ったらみんなびっくりしちゃうかなぁ?サンハイ ん ジャーン♪みたいな感じ。」
「もうちょっとしつこい方がいいな。サンハイ ん ジャジャジャジャーン♪
しかももう一回間を開けずに入ろっかな?」
「サンハイ んジャジャジャジャー ん♪ジャジャジャジャーン♪ やっぱりオレ天才。」
「ノッテきた。じゃあどうやって肉付けをしていこ~。」
「ジャジャジャジャーン♪これ打楽器的なパートだよなぁ。これはティンパニーで至る所に入れよ~。ダダダダン!ってね。」
「軽さも必要だよね。チャチャララッタッタ~~~~♪そしてまたババババ~ン♪」
「このパターンをゴリ押し!!!弦楽も管楽器もね。」
「このパターンをゴリ押し!!!弦楽も管楽器もね。」
「さて、メロディカルな部分も作らなくっちゃ。弦楽器だけで。」
「チャラララリラリラ♪チャラララリラリラ♪チャラララリラララリラ…いい感じ。」
「でもその後ろでベースをバンバン♪って。更にそのあとチューバは早くババババンって。」
「やっぱりババババンってとこは、早く快活にね!」
「やっぱりテーマ大事だよね。だんだん明るくしていこ~っと。」
「やっぱりテーマ大事だよね。だんだん明るくしていこ~っと。」
「じゃあこの後も、最初のジャジャジャジャーン♪をしつこいくらいに使いますよ。」
「だってこの曲は絶対音楽だもんね。純粋に音楽そのものを表現するのさぁ。」
「え?後の人達、特に日本の人達がこの曲を『運命』って呼ぶ?」
「知らないよそんなこと。だって僕はそんなこと考えてないもーン。」
・・・と・・こんな感じで曲は作られていったのではないでしょうか。
もしかしたらベートーヴェンってもっと悲壮感漂ってたのかもしれないけれど・・・
beethoven no.5
また別の手法として、標題やイメージを作ってから曲を作る場合もあり、交響曲6番の「田園」なんかはある程度イメージを音楽にしていったようです。
標題を付けていても音楽を恣意的に作った曲もたくさんあります。同じベートーベンの交響曲だと第9.交響曲。
「5度の和音で作ろう!」という意思が有って作られました。
beethoven No.9
最初は、5番と6番は逆だったようです。5番が6番で6番が5番。なんで逆にしたんだろ?
あ、「田園」のフレーズって一か所、「ドラえもん」の導入部分と似ていません?始まった1分50から。
beethoven No.6