音楽の話の前にまずは、やはり、震災で亡くなられた皆様のお悔やみ申し上げますと共に、被災された方皆様に一日も早く、少しでも普通の生活が戻りますようにお祈りいたします。
震災の後は「ダンスなんてしていて良いのだろうか?踊っている場合ではないのではないか?」と自問する毎日でしたが、やはり自分には踊る事しか出来なくて申し訳ないと共に、その分精いっぱい踊ろうと思います。
あと出来る事はやはり募金ですね。
今日は
音楽や踊りが楽しむという事とは逆に、人々の悲しみを癒すためのものでもあったというお話をしますね。
ジャズが黒人哀歌から発展したブルース、黒人独特のクラシック音楽とは違う「ずれたリズム?」であるラグタイム、マーチングバンドがかけあわされて出来、そこからニューオーリンズジャズ→スイングジャズに発展し、踊られるようになった経緯もそうですが・・・
サンバ
も元々はカーニバルで行進するところから始まりました。
初めのころのカーニバルは水を掛け合ったり(水には悪い物を浄化するという意味があります。)
灰なんかも掛け合ったりしたそうで、どちらかと言うと乱痴気騒ぎの感があったようです。
ただ、カーニバルの時だけは、奴隷である黒人もある程度自由が許されたようで、恋をするのもそんな機会だったのでしょう。解放的になれたようです。
カーニバルのの中で、人々に尊敬を受けていた人へ対しての行進をしていた時にとっていたリズムだけの音楽、とそのリズムに合わせて踊っていたのがサンバですので、その辺がサンバの根底にある明るさ・激しさ・淋しさを作り出しているのでしょうね。
さて、続きは家に帰ってから書きますね。