佐藤・小野・三宅ダンススクール公式ブログ

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社交ダンスをちょっと上手に踊る100のこと その77

社交ダンスをちょっと上手に踊る100のこと
 
メールマガジンで配信している、三宅建史の連載エッセイ
『社交ダンスをちょっと上手に踊る100のこと』
略して
『シャコ100』
 
の過去に配信した記事をのせていきます。
 
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その77【タンゴ】上がるべきか、上がらざるべきかそれが問題だ!?

さていきなりですが質問です。

 

タンゴは上がりますか?上がりませんか?

 

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上がる?上がらない?

 

こう聞かれると…

 

『そりゃ上がらないだろう。』

 

『いや待てよ。改めて聞くってことはひっかけ問題で上がるのかな?』

 

『いやいやそう思わせておいて、思った通り上がらないのが正解かも…』

 

『でも上がっている感覚もあるかもしれないなぁ。』

 

(最初に戻る↑)

 

 

 

 

ってなっちゃいますよね(^^;

 

バリエーションはともかくタンゴでは上にあがる動作(=ライズ)はありません。

 

つまり『上がらない』が正解です。

 

もう少し正確に言うと『上がらないように見える踊り方をする。』となるかもしれません。

 

 

普段はあまり意識しないですが、歩くために足(脚)を開くと体は少し下にさがります。

 

体操選手のように前後に開脚したら座っているのと同じ高さになりますよね。

 

あれが少ない分量でおきているんですよ。

 

なので膝を伸ばしたまま、ウォークすると下にさがってしまいます。

 

 

またその後進んでいくと上に上がります。

 

なので進んでいく様が上下しているように見えるので、タンゴとしては不正解になります。

 

では脚を開いた時に下がる分を上がりながら歩いたらどうなるでしょうか?

 

仮に僕が脚を開いたら10センチ下がるとしましょう。

 

1歩出る時に10センチ上がりながらウォークする事で体は

 

(10センチ上がる)-(脚を開くことで10センチ下がる)=0センチ

 

つまり上下しないで進むことができるんですね。

 

これが『タンゴでは上がらない』の意味です。

 

つまり『タンゴでは上がる』も正解なんですね〜。

 

 

〜まとめ〜『タンゴでは上がることで上下動が見えないようにする。』

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