こんにちは!
Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。
今回のテーマはおはぎです。
ぼくはあまり(というか全く)食べないのですが、
これを機会にすこしおはぎに詳しくなってみようと思います。
おはぎと牡丹餅の違いは?
UnsplashのJason Strullが撮影した写真
おはぎと牡丹餅は、日本の伝統的なお菓子ですが、
それぞれ異なる特徴を持っています。
1. **おはぎ(またはもちきり)**:
- おはぎは、もち米を炊いてつぶしたものを餡と一緒に包んで作られるお菓子です。
- 一般的に、季節の行事や節句の際に食べられることが多いです。特に、端午の節句(5月5日)に食べることが一般的です。
- 餡の種類としては、あんこ、きな粉、またはきな粉と砂糖を混ぜたものが使われることがあります。
- 形状は、もち米を円筒状に包んでいます。表面にはしばしば桜の葉が使われ、風味をつけることもあります。
2. **牡丹餅**:
- 牡丹餅は、小豆や白あんをもち米で包んで作られるお菓子です。
- 主に関西地方で親しまれています。特に、京都では有名です。
- おはぎとは異なり、牡丹餅は平らな円形や菊の花のような形状をしています。
- 表面には、桜の花や菊の花のような模様が彫り込まれていることがあります。
おはぎと牡丹餅は、共にもち米を使用しているという点では共通していますが、餡や形状、食べられる地域などに違いがあります。
おはぎを作ってみよう!
UnsplashのEdgar Castrejonが撮影した写真
おはぎを作る一般的な手順を以下に示します。おはぎの作り方は、異なるレシピや地域によって微妙に異なることがありますが、基本的な手順は次の通りです。
### 材料:
- もち米(研いだもの):2カップ
- 水:2カップ
- あんこ(またはきな粉など、好みの餡):適量
- 桜の葉(あれば):数枚(飾り用)
### 手順:
1. **もち米を炊く**:
- もち米を洗って水につけ、しばらく浸けます。
- もち米を炊飯器に入れ、通常通り炊きます。
2. **もち米をつぶす**:
- 炊きあがったもち米をお櫃や大きなボウルに移し、もち米をつぶします。これには、もち米をお櫃の中で木べらやすりなどで叩いていく方法が一般的です。もしもち米が熱すぎて手でつぶせない場合は、少し冷ましてから作業を進めます。
3. **もち米を形作る**:
- もち米を手で取り、円筒状に形成します。手に水をつけると、もち米が手にくっつかずに扱いやすくなります。
4. **餡を包む**:
- 形成したもち米の中に、あんこやきな粉などの餡を入れます。あんこを使う場合は、小さめの球状にまとめてから包むと良いでしょう。
5. **仕上げ**:
- もち米で餡を包み終えたら、桜の葉などで表面を覆います。桜の葉は、風味をつけるためだけでなく、見た目の装飾としても利用されます。
6. **完成**:
- おはぎが完成しましたら、食べる直前まで冷やしておくと、食感や風味がより良くなります。
このようにして、基本的なおはぎが作られます。食べる際は、桜の葉を取り除いてからお召し上がりください。
おはぎに関する豆知識
UnsplashのGülfer ERGİNが撮影した写真
おはぎに関する興味深いエピソードの一つは、歴史的背景にあります。
江戸時代には、おはぎはもともと「菖蒲餅(しょうぶもち)」と呼ばれていました。これは、5月5日の端午の節句に供えられる菖蒲の葉にちなんで名付けられました。しかし、明治時代に入り、当時の天皇である明治天皇が、「菖蒲」の字を嫌ったことから、新たに「おはぎ」という名前が付けられたと言われています。
このエピソードは、おはぎが日本の歴史や文化に深く根ざしていることを示しています。また、日本の食文化においても、時代や人々の好みが菓子の名前に影響を与えることがあることを示唆しています。
みなさんもいろいろ調べてみると面白いかもしれません。
美味しいおはぎの情報があったら教えてくださいね!