佐藤・小野・三宅ダンススクール公式ブログ

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社交ダンスをちょっと上手に踊る100のこと その37

社交ダンスをちょっと上手に踊る100のこと
メールマガジンで配信している、三宅建史の連載エッセイ
『社交ダンスをちょっと上手に踊る100のこと』
略して
『シャコ100』

の過去に配信した記事をのせていきます。

ためになる話やそうでない話を思いつくままにかいています。

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その37【メンタル】「慌てる」ってなんだろう?

レッスンや競技会、デモなどでよく聞く言葉に


「いや~、慌てちゃって失敗した。」

「速いステップがあると慌てちゃうんだよね。」


等があります。



そもそもこの『慌てる』ってなんでしょう?

調べてみましょう。
イメージ 1


慌てる(goo辞書より)

1 思いがけない物事に出会って、ふだんの落ち着きを失う。うろたえる。狼狽 (ろうばい) する。「突然の知らせにすっかり―・てた」

2 (「あわてて…する」の形で)急いで…する。「―・てて駆けつける」


という意味のようです。

ダンスにおいて「2 急いで行う」の気持ちですることはありますが、実際は「1落ち着きを失い、うろたえる。」になっていることが多いのでしょう。


つまり、慌ててもうまくいかないことが多いのです。


ではどうすれば、慌てずに踊ることが出来るでしょうか?

ポイントは2つです。


◆1 ダンスの中でやりたいことを明確にする。

◆2 ダンスの中でやりたいことの順番を決める。




です。

これからA,B,Cと3つの事をするとしましょう。

Aがステップ、Bが回転、Cがポーズでもいいです。

まず≪◆1 やりたいことを確認する≫です。

ステップの方向は?大きさは?カウントは?

次に回転はいつするの?1歩目?2歩目?どのくらい回るの?

最後にポーズはどんなポーズ?どちらの足に立つのか?カウントは?

これらをゆっくりとやってみましょう。

できましたか?


個別に考えれば慌てることはないですね。




次に≪◆2 やりたいことの順番を決める。≫です。

・AをしてからBをしてさいごにCをする。

・Aの途中でBをして、最後にCをする。

・Aが終わった時にBをしてその結果Cになる。


など、動作の流れをイメージしましょう。

これはみんな自分のイメージでいいと思います。

いけないイメージは動き始めてから

『Aしなきゃ!あっそうだBもやらなきゃいけないけどCは苦手なんだよな~。アッAを失敗した!Bて取り返そう!…』

もう混乱の中ですねぇ~

まず頭の中でイメージしてその順番に踊っていく。

ドミノ倒しのように順番に確実に動作していくのが結果として一番うまくいきますよ。

何をやっていいかわからない人は…先生に聞いてみよう。

きっとしっかりと答えてくれるはずですよ。

~まとめ~『慌てるのと急ぐのは違う事。』